裁判所法廷傍聴 引率

東京弁護士会は、事務員さん向けのいろいろな研修を実施しています。

新人事務員さん向け特別研修で、裁判所と弁護士会の見学というプログラムがあります。
今日はその引率をしました。弁護士業務改革委員会の仕事の一環です。

弁護士引率スタッフの集合は11時30分。事務員さん側の幹事と打ち合わせ。班は7つ。それぞれに案内役弁護士1名、幹事の事務員さん1名。
参加した事務員さんは、幹事を除いて約50名。都内の各地の事務所から集まっている。女性が圧倒的。
傍聴場所と見学場所で、弁護士と幹事の事務員さんが適宜説明する。

まず、1時10分から裁判所で刑事事件の判決傍聴。出入国管理及び難民認定法違反事件で、被告人は外国人。通訳がついた判決。認定事実は、オーバーステイと偽造在留カードの所持。懲役2年6月。執行猶予4年。すぐに強制退去が予想され、入管の職員が傍聴席にいた。

1時30分からは住居侵入未遂事件の傍聴。下着窃盗目当ての住居侵入で、あっと言う手口を使っていた。(手口は模倣犯がでるといけないので、書かない)ところが警察が上を行く。家の中で張り込んでいて、現行犯逮捕。監視カメラも使っていた。余罪がたくさんあり、弁護側の立証に入らずすぐ法廷は終わった。

14階の事件受付に行く。簡単な説明。

今度は5階で民事の証人尋問傍聴。会社と相続が絡んだ複雑な事件だったが、結構尋問を聞いてて内容がわかった。

3事件とも裁判官は女性だった。書記官も2人は女性。住居侵入事件は裁判員裁判用の法廷。

9階の会計課に行き、2階の9部(仮差し押さえ、仮処分などの保全部)に行く。

私の独断で、2階の司法記者クラブに行ったらちょうど袴田事件の法制審要請についての記者会見をしていた。ごった返していた。記者クラブは行ったことのない人ばかりだった。

1階では、令状部(逮捕状、勾留状などを扱う 刑事14部)と司法協会(記録の謄写など担当)と弁護士控え室を見学。
地下に行き、郵便局、書店を見て、家裁簡裁の建物へ移動。家裁事件受付、簡裁事件受付を見学して、弁護士会へ移動。

弁護士会では、7階図書館、6階理事者室(入り口付近を外から)、事務局スペース、5階、4階(会員室受付)、第2会員室(外からちらっと見ただけ)、女性会員室(外のドアを見ただけ)、3階法律相談センターと見て回った。

事務局が法廷のリストを作って入れていたので、かなり効率的に回れた。司法記者クラブに行けたのも事務局にとって貴重な経験になったかな?

参加者の感想として、弁護士がどういう仕事をしているか多少わかったので、補助する立場としても貴重な経験だった、法廷はドラマと違うんだなと思った、犯罪をしている人を目の前で裁いているということに複雑な気持ちになった、有意義だけど疲れた、事務局のやれる仕事の範囲をもっと広げられたら良いのにと思った、などがあった。

学生などの引率はかつて結構やっていたので、昔のような気分になった。
つい、趣味的になり、いろんなところを案内してしまった。

PAGETOP