破産今昔物語10

破産今昔物語10

ここ十年位の特徴は、絶対的貧困だ。例えば、月収が数万円という、家賃ぎりぎりで生活している人がいる。

派遣労働者が多い。地域的には、西武線沿線の北の方から、

埼玉にかけての人が多い感じ(顧客からの印象です)。

景気の変動をダイレクトに影響を受ける。

このような働かせ方をする企業のモラルは無い。

たとえ弁護士が債務を整理し、破産のお手伝いをしても、

収入がこれしか無ければ、何かあればたち行かなくな

る。弁護士は無力。基本的には生活保護も受けられない。

仕事がなくなり、家賃が払えなくなれば、追い出され、

どこかに居候させてもらえなければホームレスになりかねない。

かつては、まじめに働き、無駄遣いをせずに収入の範囲でお金を使えば、

何とかなりますよ。病気やけがをすれば生活保護があります、何とかなりますよ、

と言えた。しかし今はそうでは無い。悲しいことに、そのような状況の派遣労働者は、

このような社会が悪いと言う意識が弱い?と感じられることだ。

社会は変えられないから、考えるだけ無駄、ということだろうか。

派遣労働への規制も、「派遣の仕事が減ることになるのなら、

規制はしない方が良い」ということを言っている人もいた。

このような派遣労働者は、悲しい位優しい人が多い。

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