破産今昔物語7

破産今昔物語7
 
D君:先生、破産した人の生活はどうなるんですか?
 
破滅的なんでしょうか? 私:うーん。いろいろだけど。破産や債務整理の過程で、自分の生活を見直して、
 
きちんと仕事をして、収入の範囲で、計画的に支出できるようになって、がんばっている人も多いと思うよ。
 
追跡調査はしていないので、私の依頼者でも全体像はわからない。
 
ほかの弁護士もわからないのではないか。 依頼者の立ち直りを追及する事件処理と、そうでない事件処理でも違うだろうし。
一般のクレサラと、ヤミ金
 
事件はかなり違うという印象がある。 一般クレサラで連絡が取れなくなって代理人を一回辞任したケースでも、
 
「別れた妻子とやり直したいからもう一度代理人を
 
一般のクレサラと、ヤミ金してください」といわれて、再度代理人をやって破産・免責が出て、立ち直った人もいるよ。
 
立ち直りを信じて、私は少々問題があっても辞任しないことにしてい
 
る。連絡が取れなくなったり、とれたけど書類が不…十分で破産を申し立てられずそのうちまた連絡とれなくなったり、甘いといわれるかも知れないけど、いろ
 
いろ事情があることもあるので、粘り強く対応するつもり。受任から3年かかって申立なんてのもある。法テラスからも、裁判所からもいろいろいわれるけど
 
ね。あんまり長いと懲戒になる危険もあるので怖いけど。
 
立ち直った人は、年賀状も来るし、事件を紹介してくれる。やっぱり債務整理系だけど。 ただ、悲しい
 
のは、仲良かった夫婦が債務整理や破産をしたとき、うまく手続きが進んでも、その後ほとんど離婚していることだ。
 
なお、弁護士を頼んで債務整理や破産をした人がその後どういう暮らしをしているかは、
 
何か数字的なものはないかも含めて調査中。ネット情報は、営業がらみの一般論が多い。
 
法テラスは、そのような
 
調査はしていないとのこと。日弁連は、消費者関係で、調査がされているとのことなので、
 
何か有益な情報があったら、アップします。
 
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