昨日は、土曜日だったが、弁護士会の法律相談を担当した。
場所は立川駅北口の弁護士会法律相談センター。
最近は,弁護士会へ法律相談を受けに来る人が激減している。それは、今はインターネット社会で、何か言葉や知識について調べ物がある人はインターネットでまず調べる。そして、法律相談を希望する人は、インターネット上で探す。
インターネット上には無料法律相談をするという事務所がいっぱい広告宣伝している。また法テラスも無料法律相談をする。
インターネットで,法律相談と言葉を入れて検索してみれば、法テラスや弁護士ドットコムが頭の方に出てくる。弁護士会は下の方。そして開けても、各地の弁護士会を探さなければならない。面倒。
そのうえ、弁護士会の法律相談は一部を除いて有料。
自治体は、弁護士会ではなく法テラスを紹介する。
そのような状態で、弁護士会の法律相談は、まさに死に絶えようとしている。
ところが、昨日は何と、クレサラ相談があった!
商売をしてた方が市の無料法律相談に行ったら、十分話を聞いてもらえず、裁判所に行って自分で破産の手続きしなさい、と言われた。
裁判所は立川の弁護士会相談を紹介した。
それで私が相談を担当し、法テラス持ち込みで受任することにした。
商売していた人の破産の本人申し立ては極めて難しいので、初めから法テラスを紹介すべき事案。
最初の氏の無料法律相談を担当した弁護士の回答は誤りである。
多摩地区は、住民が法的サービスを十分受けられないことも結構ある。