認知症になったときに、自宅で生活するのか、施設に入るのか、
誰が面倒を見てくれるのか、という問題です。
自宅で親族の介護を受ける場合は、ときにはその親族にとっては相当な負担となります。
認知症になったとき、徘徊、暴力、など様々な問題行動が
残念ながら起きてしまうことがあります。そして、その親族と同居していなければなりません。
親族は、当初は介護保険の給付、デイサービス
等を使ったりするでしょうが、重くなると老健(回復が前提)に入所してもらい数ヶ月ごとに転々とする、
さらに病院に入院してもらうという
対応をとるでしょう。資金的に余裕がある場合は、ある段階で有料老人ホームに入っていただくという
選択肢があります。
ただ、認知症の場合
に、入所を断られることがあります。特養施設は希望者が多く非常に入所しにくいです。
何百人も待っていて、何年も待たされるのはざらです。
介護してくれる親族がいない、あるいは同居が無理な場合は、
特養施設の申し込みあるいは老人ホームの入所しかないのではないでしょうか。