離婚後の面会交流の学習会

今日は、東京弁護士会家族法研究部の面会交流の学習会があった。
講師は、FPIC(公益社団法人家庭問題情報センター)の山口恵美子さん。
面会交流は、離婚後又は別居中に、子どもを養育、監護していない方の親が子どもに面会等を行うこと。あんな夫(妻)には、絶対会わせたくない、と親が思う一方で、子どもには、別れた親に会う権利があると言える。とはいっても、実は弁護士が良くわからないところ。離婚調停の条項を作るにあたり、実態がどういうものかわかっている必要がある。裁判所もあまり実情を知らない面がある、とのお話もあった。

山口さんは、家裁の調停委員を経験し、20年間にわたり、面会交流の関わってきたとのこと。

かつては、家裁は面会交流に消極的だったが、今は積極的。FPICも昨年、公益社団法人になった。
今日は、なぜ大事なのか、第三者機関の意味、どのようにするといいのか、いつからいつまでサポートがあった方がいいのか、その他長年の貴重な経験に基づくお話を聞けた♪

恨まれることも多い、嫌なことも多い、お金にもならないボランティア、でも、たまにすごく充実感のある思いをすることもあるとのこ。、弁護士とちょっと似ている面もある。

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