高齢者の消費者被害

リーガルサポート調布狛江地区所属司法書士狛江市内権利擁護業務担当者の勉強会

昨日、狛江市役所防災センターで高齢者/成年後見関係の学習会があった。

<講演1>「だまされてしまう高齢者の心理状況」慈恵第三病院精神神経科臨床心理士赤川直子氏

<講演2>「高齢者の権利擁護と消費者被害」全国消費者相談員協会待鳥三津子氏。

狛江市が成年後見制度利用促進法・基本計画を受け、司法書士のリーガルサポートに話を持って行き学習会を組織した。すでに学習会を何回もやっている。

いずれはこれをベースに成年後見などについての地域のセンターを作ろうというものようだ。

今回はかなり手を広げて声をかけ私も含め狛江地域の関係団体・関係者が約30名集まった。

高齢者の消費者被害という重大な問題について多くの具体的事例も含めいろいろ学習でき、とても良かった。熱く語る人も多かった。

高齢者問題はこれからの一つの重要な社会問題だ。地元の司法書士の人とも名刺交換でき、その意味でも良い機会だった。

狛江地域で弁護士の任意団体「泉親会」の活動を約20年やっているが、地元の司法書士さんとのつながりがやっと出来た。

なお、弁護士の経済活動の側面(費用)からいえば、法テラスの抜本的改革が必要と感じた。

消費者被害についてはかなりのものが消費生活センターでそれなりの解決がされているが、センターでは解決できないものについて、

弁護士が業務として対応しにくいものが多いと感じる。

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